宇宙と響き合う心と身体の音色──調律から始まるやさしい人生のハーモニー
心が疲れ、体のどこかが重たく感じるとき、私たちはつい「自分のどこが悪いのだろう」と責めてしまいがちです。ですが、量子の世界や周波数の観点から見ると、私たちの身体は“ひとつの大きなオーケストラ”。
臓器ひとつひとつは楽器のようにそれぞれ固有の周波数を持ち、その音が調和しているとき、私たちの中には心地よいハーモニーが流れています。
音叉ヒーリングでは、この“楽器たち”が本来の音を取り戻せるよう、優しく周波数を整えていきます。どこか一つの楽器がくたびれてしまうと、他の音も少しずつ乱れはじめ、全体のバランスが崩れやすくなります。
たとえば、頭(思考)が元気でも、足(行動)が重たいと前に進みにくいように、どこかの周波数の流れが滞るだけで、人生のリズムそのものが不協和音になってしまうのです。
そんなとき、私が大切にしている言葉があります。
シルバーバーチの語るメッセージです。
「魂は一人ひとり、個性に合わせて“楽器”を与えられている。
最初は思うように音が出ず、雑音のように感じることもある。
でも練習を重ね、やがて宇宙の指揮者の存在に気づいたとき、
そのタクトに合わせて音を出すことを学び、
長い時を経て、私たちは宇宙のシンフォニーの一部として
自分の音を喜びをもって奏でるようになる。」
この言葉を読むたび、私は胸がじんわりと温かくなります。
どんな人も、初めから完璧な音を奏でられるわけではありません。
途中で音が出なくなる日もあれば、練習が嫌になる日もある。
それでも、自分という楽器を大切に扱い、丁寧に響きを整えていくと、やがて“その人にしか奏でられない音色”が生まれます。
そして面白いことに、その音色が整い始めると、
人間関係や環境、日々のできごとが自然と流れ始め、
人生全体が軽やかに動き出すのです。
あなたの持つ音は、他の誰かと比べる必要はありません。
あなたが嬉しくなる、あなたの心が震える、
その音が何より尊く、美しいのです。
どうか今、この瞬間にそっと耳を澄ませてみてください。
あなたの中で鳴り始めている“これからの音”を。
そして──
あなた自身の人生というシンフォニーを、
これからもっと自由に、もっとワクワクしながら奏でていってくださいね。
その響きはきっと、あなたのまわりの大切な人たちの心までやさしく温めていきます。