「今日のわたし」を感じるということ 〜エネルギーを大切に生きる〜
人も物も、それぞれに「固有のエネルギー(波動)」を持っています。
たとえば、何かを手放したときにふっと軽くなるのは、物そのものだけでなく、その背後にあるエネルギーごと手放せたからかもしれません。
わたしたちがどんな心持ちで日々を過ごすかで、発しているエネルギーも変化します。
そして、そのエネルギーに共鳴したものごとや人、出来事を自然と引き寄せているのです。
家の中の不要なものを手放したら、空間の雰囲気が変わり、気持ちまでスッキリした経験はありませんか?
そんなふうに、エネルギーの流れが整うと、感情や体調、人間関係までもが優しく変わっていくことがあります。
誰かと一緒にいて、心がザワついたり疲れてしまうとき。
それは「少し距離を取ってね」という自分からのサインかもしれません。
周囲のエネルギーを感じながら、自分のエネルギーを守ってあげることは、自分を大切にするという行動でもあります。
東洋医学では、感情と身体(五臓)は深く関係しているとされていて、たとえば「怒り」は肝のエネルギーに影響を与えるとも言われています。
どれだけ知識を得ても、「手放す」と決めない限り、エネルギーは変わりません。
でもそれも、ひとつの「学びのプロセス」。
タイミングが来たとき、自然と心が動く瞬間があります。
3年かけて、ようやく怒りを手放せたクライアントさんがいました。
「理梨香さんが同じ事を諦めずに伝え続けてくださって本当にありがとうございます」と言っていただけたその言葉に、私の心が満たされました。
エネルギーを感じて、整えること。
それは、特別なことではなく「今日の私」をそっと感じることから始まります。
音叉の響きも、そんな日々の調律のひとつとしてお届けできたらと思っています。
どんな場所で、どんな人と、どんなふうに生きていたいか。
その小さな問いを心に持つだけで、あなたのエネルギーは変わっていきます。
あなたがあなたらしくいられる「幸せ」を、今日も感じてみてくださいね。