「あなたを選んだ私」を信じる旅 ~恋がくれた波動の共鳴~
「プロポーズされたんです。でも、なぜかモヤモヤしてしまって…」
そんなご相談を受けたのは、あるクライアントさんからのことでした。
結婚という人生の大きな節目を前に、心の奥に湧いてくる不安。
周りの同年代の人たちが高価な指輪をもらっていたり、母親から「その年収で本当に大丈夫なの?」と不安を煽るような言葉をかけられたり…。
そんな環境の中で、彼女の心は揺れ動いていました。
でもいつもそばにいる守護霊からのメッセージは
「彼を選んだ“あなた”自身を、まず信じてみてください」と。
人はどうしても他人と比べてしまう生き物です。
でも比べたところで、そこに本当の答えはありません。
大切なのは、「今、この人と歩いていきたい」と感じた自分の感覚。
その直感こそが、あなたの魂の声であり、未来への扉なのです。
そんな彼女の話を聞いていたとき、ふと私の頭に流れてきたのが、米津玄師さんの楽曲『Pale Blue』でした。
「あなたが見据えた未来に私もいたい」
「どれだけ生まれ変わろうとも 意味がないくらい どこか導かれるように あなたと出会いたい」
米津さんの描く“恋”の世界は、どこか儚くて、美しくて、でも芯のある強さを感じさせてくれます。
彼の歌詞には、日本語の繊細さと情緒がたっぷり詰まっていて、音楽でありながらまるで文学作品を読んでいるかのよう。
言葉の一つひとつが「言霊」となって心に染み渡り、そのエネルギーが聴く人に届き、共鳴を起こします。
その共鳴の力は、まさにスピリチュアルな波動の世界そのもの。
音楽と人、人と人、魂と魂――そのどれもが、見えない力で繋がっていると私は信じています。
結婚も同じ。
それは偶然の出会いではなく、生まれる前に約束してきた“魂の再会”。
やっとこの地球で出会えた、という奇跡の瞬間なのです。
だからこそ、彼との関係に迷いが出たときこそ、自分自身の波動を見つめなおしてみてください。
相手はあなたの鏡。
あなたの内面が変われば、彼の態度も変わるかもしれません。
問題が起きたときは、「彼がいるから大丈夫」と心の奥で思える自分でいること。
その感覚は、他人の意見や条件ではなく、自分自身との深い信頼関係の上に成り立つものです。
恋は、時に苦しくて、不安で、切なくて…。
でもその中には、魂の成長がたくさん詰まっています。
大好きな人と心がすれ違うたびに、自分の心の奥を見つめるチャンスがやってくる。
その先にあるのは、より深い絆と、本当の“愛”の学びです。
最後に、あなたに問いかけたいことがあります。
あなたが学生時代、誰かに恋をしてドキドキしたあの瞬間を、覚えていますか?
相手の何気ない言葉に胸がキュンとして、会えるだけで嬉しかった――あの純粋な気持ち。
その感覚こそが、私たちの中に今も息づいている「愛の波動」です。
どうかその感覚を忘れずに、人との出会いや関係性を楽しんでください。
すべての出会いは、あなたを成長させるギフトなのですから。
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