香りがつなぐ記憶──金木犀が教えてくれる魂のぬくもり

香りがつなぐ記憶──金木犀が教えてくれる魂のぬくもり

香りは目に見えないスピリチュアルなエネルギー。それは心を癒し、過去と現在、そして高次の世界を優しくつないでくれます

近所に金木犀の木が10本ほど並ぶ通りがあります。

その道を通るたびに、私は思わずスーハー☺️スーハー☺️と深呼吸してしまうほど、甘くやさしい香りに包まれて癒されています。

スピリチュアルの世界では、金木犀の香りは守護霊や高次の存在とのつながりを導く香りとも言われています。

香りの波動が心を柔らかくほどき、魂が安心して微笑むような感覚をもたらしてくれるのです。

あるクライアントさんは、リラックスしている時にふとタバコの香りを感じることがあるそうです。

それは、亡くなられたお父様がいつも吸っていた銘柄の香り。

「その香りがすると、父がそばにいるような気がして、懐かしい記憶がよみがえるんです」と仰っていました。

まるで香りが、愛する人との再会の合図のようですね。

私たちの五感の中で、唯一脳にダイレクトに届くのが「嗅覚」です。

香りを感じた瞬間に、大脳辺縁系──感情や記憶を司る脳の中心が反応し、心の奥に眠る記憶や感情が呼び覚まされます。

これは「プルースト効果」と呼ばれ、ある香りが過去の感情を一瞬で蘇らせる現象です。

香りには、自律神経を整え、ストレスや疲労をやわらげる働きがあります

花や森の香りなど、自然の香りは神聖な波動と響き合う香りでもあり、心身の浄化や運気の流れを高めてくれるのです。

あなたも、少し時間をつくって外を歩いてみてください。

季節ごとの風の香り、木々や花の香り…その瞬間の香りに意識を向けてみるだけで、世界が優しく感じられるはずです。

香りを感じるということは、あなたの魂が今ここに生きている証

五感を開いて感じることは、あなたを癒し、リセットし、新しいエネルギーを満たしてくれる大切な行為なんですよ!

こちらもお勧めです