悲しみと共に生きるという選択──寄り添う心が導いた言葉

悲しみと共に生きるという選択──寄り添う心が導いた言葉

見えない支えと共に歩く今を、静かに映し出してくれたメッセージ

先日、戸越八幡神社へお参りに行きました。

境内では小さなマルシェが開かれていて、

ふと足を止めた先で、

とても静かであたたかな活動に出会いました。

創作書道「えんもじ」を手がけていらっしゃる

藍浩之さん。

その場にいる人を感じ取り、

降りてきた言葉を

目の前で一筆入魂で書いてくださる——

そんな時間でした。

お願いすると、聞かれたのは名前だけ。

そして、書き上げてくださった言葉がこちらです。

よりそう心で

限りない

かのうせいを

一緒に導く

りりか

思わず胸がいっぱいになりました。

画像をご覧いただくとわかるように、

「りりか」の文字の中には

可愛らしいお顔が描かれていて、

その表情が、

今の私自身を映しているようにも感じられました。

——そのままで、いい。

——寄り添うだけで、いい。

そんなメッセージが、

静かに心に沁み込んできました。

主人を亡くしてから、

悲しみが消えることはありませんでした。

悲しみは、

いつか消えるものでも、

忘れ去るものでもありません。

けれど、

ずっと苦しみ続けなければならない

ものでもないのです。

それでも、

悲しみを抱えたままの私でも、

もし誰かのお役に立てることがあるのなら——

そう思いながら、

無理に変わろうとせず、

そのままの私で歩いてきました。

これまでのグリーフケアでもお伝えしてきたように、

悲しみと向き合うかたちには、

正解も順番もありません。

泣けない時期があってもいい。

前を向けない時間があってもいい。

そしてある時、

「悲しみをどう手放すか」ではなく、

悲しみと共に、どう生きていくか

という問いに、

静かに移っていく瞬間があります。

悲しみの奥には、

必ず深い愛があります。

だから、

悲しみを抱えたままでも、

笑っていい。

楽しんでいい。

日常を生きていい。

それは裏切りではなく、

命の流れに

戻っていくこと

ここまで来られたのは、

間違いなく

多くのクライアントさんとの出会いがあったからです。

悲しみと共に生きるという選択は、

ひとりでできるものではありません。

寄り添い、寄り添われ、

見えないところで

支え合いながら、

命は続いていく。

この書は、

そんな私の歩みを

そっと肯定してくれたように感じています。

整う、というのは

変わることではありません。

本来の自分に戻っていく

それだけ。

この時間が、

あなたの心と身体にとって

静かな休息となりますように

心からの感謝を込めて。

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