雷雨が示す神様からのサインと浄化のギフト
神社にお参りに行くと、入口で出迎えてくださるのが 風神様と雷神様。
その迫力あるお姿に「どうしてこんな怖い顔で?」と疑問を持ったことはありませんか?
実は、両端の風神雷神様は 参拝者の道を清め、通り道をつくる存在。
風神様が風袋の口を開き、悪を吹き飛ばすように風を走らせ、
その後を雷神様が太鼓を鳴らしながら追いかけていきます。
──そうして、私たちが神様の御前に立つ前に、清らかな道を整えてくださっているのです。
雷は「神成り」と書かれるように、
神様が降り立つサインともいわれています。
稲光やゴロゴロと響く音は、ただの自然現象ではなく、
空間を一瞬でリセットし、強力な浄化をもたらす「氣の放電」なのです。
友人がお参りに行ったときのこと。
突然の雷雨に見舞われ、まるでバケツをひっくり返したようにびしょ濡れになったそうです。
「どれだけ私は禊ぎをしているんだろう…」と笑いながら話してくれました。
でも、それは決して偶然ではなく、
その友人が抱えていた思考や迷いを、神様が受け取ってくださり、
雷雨という形で波動を清め、次へ進む導きをくださったのだと思います。
私たちもまた、
「なんだかモヤモヤする」「疲れが取れない」
そんなときこそ、あえて雨の日に神社を訪れてみるのも良いかもしれません。
雨の日の神社は、空気中に水分が多く含まれ“氣”が伝わりやすく、
神聖な波動が満ちやすいといわれています。
びしょ濡れになることすら禊ぎとして受け止めれば、
それは 神様からの特別な浄化のギフト なのです。
深呼吸をし、雨音に耳を澄ましながら、
自然とともにある神聖な波動に共振してみてください。
きっと、あなたの人生の流れが静かに変わり始めるはずです。
──今日、この言葉が届いたのも導きのひとつ。
どうかあなたの心と魂が、神様の光とともに調和していきますように。