音で祈る、魂の響き ~神様へ捧げる奉納演奏~
奉納演奏のご報告
7月1日 熱田神宮、7月2日 八百富神社にて
音叉による奉納演奏をさせていただきました。
どちらの神社も、その土地のエネルギーがとても豊かで、
熱田神宮では、大地の深い祈りと歴史の波動が静かに広がる中、
八百富神社では、海に囲まれた小さな島の中で、水の神聖な流れとともに音叉を響かせました。
風や鳥の声、自然の音と調和しながら、
まるで音が「祈り」となって天へと届いていくような、そんな時間でした。
この奉納では、3.11の東日本大震災など日本だけではなく世界で亡くなられた多くの魂にも、癒しと感謝の波動を届けさせていただきました。
音は、時を越え、空間を越えて、届くものだと信じています。
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奉納演奏とは?
「奉納演奏」とは、神様やご先祖、そして自然界のすべてに、音を通じて祈りを届ける行為です。
日本の神話では、天照大御神が岩戸に隠れたとき、天の鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を捧げたことが、神楽や巫女舞のはじまりとされています。
神社での奉納は、「神賑(しんしん)」と呼ばれ、音楽や舞、語りや香など、さまざまなかたちで神様に喜んでいただくもの。
その瞬間、演奏する人は、神様の依代(よりしろ)となり、音や舞を通して祈りを届けます。
音叉の響きもまた、目には見えないけれど確かに存在する“波動”として、
神様や自然、そしてこの地球そのものへ、感謝と調和のエネルギーをお届けする手段のひとつなのです。
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祈りとともに、皆さんと共鳴したいこと
今回の奉納演奏を通して、あらためて感じたのは、
「音」は目には見えなくても、魂の深いところに届くということ。
神聖な場に身を置かせていただき、音叉を通して祈りの波動を響かせる体験は、私にとって大きな喜びであり、感謝そのものでした。
そしてこの音は、私一人のものではなく、
「自然とともに生きることの大切さ」や、「地球への感謝」、「過去の悲しみに寄り添う癒しの波動」を、
これを読んでくださる皆さんとも共振・共鳴していけたら、と思っています。
祈りの音は、遠くまで届きます。
それは言葉ではなく、**波動**として、必要なところにそっと届いていくもの。
これからも、そんな音の祈りを、大切に届けていきます。