魂の器を温める──内臓から始まるスピリチュアルな癒し
私たちは日々、たくさんの情報や感情にさらされながら生きています。
頭や心だけが疲れていると思いがちですが、実はその疲れは、静かに、でも確実に内臓へと蓄積されているのです。
先日、岩盤浴でうつ伏せになりながら内臓をじっくり温めていたときのこと。
腸が嬉しそうにキュルルと鳴り始め、まるで「ありがとう」とおしゃべりしているかのような感覚になりました。
恥ずかしいほどの音に、隣の方に「ごめんなさい〜」と心の中で謝りながらも、その“生きてる感覚”がたまらなく愛おしくなりました。
音叉ヒーリングのセッション中も、同じような現象がよく起こります。
クライアントさんの腸が大合唱を始めると、私の腸まで共鳴して一緒にキュルルと音を立て出すことも。
施術が終わる頃には「お腹すごかったですね〜笑」と、笑い合いながらも、「デトックスします!」とスッキリした表情で帰られていきます。
内臓は、あなたの感情に反応しています。
ストレスや不安、怒りや悲しみは、すべて身体の“内側”に染み込んでいき、特に腸や肝臓に深く残ります。
でも、その逆もまた真実。
身体を温め、リラックスさせてあげるだけで、心まで穏やかになっていくのです。
内臓を温めるという行為は、まさに魂を宿す器を浄化する神聖な時間。
熱は愛。
じんわりと身体に広がる温もりは、あなた自身への最大の優しさです。
感情と内臓は繋がっています。
「いつもありがとう」と、心の中で内臓に語りかけながら、お腹を撫でてあげてください。
その小さな行為(セルフヒーリング)だけでも、波動は柔らかく整い始め、魂と身体のバランスがゆっくりと調和していきます。
岩盤浴のあとの“キンキンに冷えた生ビール”も最高ですが(笑)、冷たいお酒より、あたたかいお茶を手に、身体と心を愛おしむ時間をぜひ大切にしてみてください。
(これは、自分にも特に言い聞かせています…笑)
スピリチュアルな目線で見ると、この身体は、魂が今世で使うたった一度きりの大切な乗り物。
だからこそ、どうか雑に扱わないでください。
忙しさや不安に押されてしまうときこそ、温めること、緩めること、慈しむことを忘れずにいてほしいのです。
あなたの内臓は、今日も黙ってあなたのすべてを支えてくれています。
どうか、今世ひとつだけのあなたの身体を、大切にしてくださいね。