『私なんて…』が、人生の豊かさを遠ざけてしまう理由

『私なんて…』が、人生の豊かさを遠ざけてしまう理由

「身の丈」という思い込みを手放したとき、人とのご縁はもっと自然に広がっていく

あるクライアントさんから、こんなご相談を受けました。

ゴルフ仲間から二泊三日の旅行に誘われたそうです。

その仲間は、飛行機はファーストクラス。

宿泊先も食事も、一流の場所ばかりを選ぶような成功者でした。

クライアントさんは、

「自分は身分相応ではない気がする。」

「みんなとは住む世界が違う。」

そう何度も話してくださいました。

「払えないわけではないんです。でも…。」

そう言いながら、何度も誘いを断ろうとしたそうです。

ところが、お相手は、

「そんなこと気にしなくていいから、一緒に行こう。」

と何度も声を掛けてくださったそうです。

それでも心は揺れ続けていました。

私はこのお話を伺いながら、あることに気付きました。

この方が悩んでいたのは、お金ではありませんでした。

本当は、

「私は、その場所にいてもいい人間なのだろうか。」

という不安だったのです。

実は、このような方は少なくありません。

「私なんて…。」

「身の丈に合わないので…。」

「私にはもったいないです。」

カウンセリングでも、本当によく耳にする言葉です。

もし幼い頃に、

「うちはお金がない。」

「贅沢はしてはいけない。」

「身の丈を知りなさい。」

そんな環境で育ってきたなら、

大人になった今でも、

知らず知らずのうちに、

「私はこの世界の人ではない。」

という思い込みを抱え続けてしまうことがあります。

すると、本当は受け取れるはずのご縁まで、

自分から遠ざけてしまうのです。

ここで大切なのは、

無理に自分を大きく見せることではありません

高価な物を買うことでもありません。

私は、その方にこんなお話をしました。

「誘われたという事実を、少しだけ信じてみませんか。」

私たちは、自分で自分を評価することはできます

でも、自分では気付けない魅力を、周りの方が見つけてくださることもあります。

何度も「一緒に行こう。」と言ってくださるなら、

そこには、お金では測れない価値があるのかもしれません。

豊かさとは、

高級ホテルやファーストクラスだけではありません。

誰かと笑い合う時間

必要としていただける喜び

一緒に過ごしたいと思っていただけるご縁

それもまた、人生に流れてくる豊かさです。

量子力学では、私たちが意識を向けたものにエネルギーが集まりやすいという考え方があります

「私は場違いだ。」

という周波数を出していると、

その証拠ばかりを探してしまいます。

反対に、

「受け入れてくださっている。」

という事実に意識を向けると、

安心という周波数が少しずつ広がり、

新しいご縁や経験を受け取りやすくなっていきます。

もし今、

「私なんて…。」

そう思う出来事があったなら、

一度だけ、こんな問いを自分に掛けてみてください。

「私は自分の思い込みを信じていますか。それとも、相手が私を大切に思ってくださる気持ちを信じてみますか。」

人生の豊かさは、

自分を大きく見せた人に訪れるのではありません。

人からの温かい想いを、

「ありがとう。」

と受け取れる人のもとへ、

少しずつ流れ込んでくるのだと、私は感じています。

あなたが受け取ることをためらっているものは、本当は『お金』ではなく、『幸せになってもいいという許可』なのかもしれません。今日、その許可を自分自身に与えてあげませんか。

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