自分を責め続けた日々から、自分を信じて生きられるようになるまで
5年間寄り添ったその先に訪れた「卒業」の日
自分を責め続けた日々から、自分を信じて生きられるようになるまで
5年前、一人のクライアントさんがサロンへお越しくださいました。
当時は心の緊張や不安が強く、毎日をご自身との闘いのように過ごされていました。
仕事では注意を受けるたびに、
「絶対に見返してやる。」
そんな気持ちで無理を重ねながら頑張り続けていたそうです。
人間関係も、
「あの人は敵なのか、味方なのか。」
常に周りを警戒し、心を休める時間がほとんどありませんでした。
初めて音叉ヒーリングを受けられた日、ご帰宅後にいただいたメッセージがあります。
「今日は安心しました。
緊張も不安もなく、穏やかな気持ちで帰って来られました。
こんな気持ちで長く過ごせるようになりたいです。」
その言葉を今でも大切にしています。
そして5年間。
実は、この投稿をご覧になって、
「5年も通わないと良くならないの?」
そう感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この方の5年間は、「5年間苦しみ続けていた」という意味ではありません。
むしろ、
「安心できる場所があったから、自分らしい人生を少しずつ育てていった5年間」
だったのです。
心の不調は、骨折のように「○週間で治ります」と言えるものではありません。
穏やかな日もあれば、不安が戻ってくる日もあります。
環境が変われば心が揺れることもあります。
だから私は、「治す」という気持ちではなく、
その方がご自身の力で歩いていけるようになるまで伴走する。
そんな想いで寄り添っています。
少しずつ、ゆっくり、丁寧に。
自分を責めることをやめ、
「無理をしない。」
「自分のペースで決める。」
「どう思われても気にならない。」
そう思えるようになっていかれました。
以前は「敵か味方か」と考えていた人間関係も、
「もうそんなことは考えません。
誰に対してもフラットです。」
と笑顔で話してくださいました。
仕事でも、ご自身の考えを素直に伝えられるようになり、
魂の声を大切にしながら働けるようになったそうです。
そして、
「今は生きることが楽しいです。」
その一言が、本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。
この日、5年間寄り添わせていただいたクライアントさんは卒業されました。
卒業は、お別れではありません。
人生には、また立ち止まりたくなる日もあります。
帰り際、少し不安そうなお顔で、
「また戻ってくるかもしれません。その時は来てもいいですか?」
とおっしゃいました。
私は笑顔でお伝えしました。
「もちろんです。
いつでもいらしてください。」
安心して帰って来られる場所がある。
そう思っていただけることが、私にとって何より幸せです。
5年間という大切な時間をご一緒させていただき、心から感謝しています。
ご卒業、本当におめでとうございます。
これからも心から応援しています。