ラスベガスの花火大会で気づいた、本当の「つながり」の意味
7月3日、ラスベガス。
アメリカ独立記念日の前日に開催された花火大会へ行ってきました。
今年はアメリカ建国250周年という特別な年。
街中がお祝いムードに包まれ、多くの人が笑顔で集まり、夜空を見上げていました。
私はアメリカ国民ではありません。
それでも、その場に立っていると不思議な感覚になりました。
周りには英語を話す人もいれば、さまざまな国から旅行に来ている人もいます。
年齢も、職業も、生き方も、それぞれ違います。
それなのに、花火が夜空に咲いた瞬間、その違いは一瞬で消えてしまいました。
「わぁ!」
「きれい!」
そんな歓声があちらこちらから聞こえます。
誰もが同じ空を見上げ、同じ瞬間に感動していました。
その光景を見ながら、私はこんなことを感じました。
私たちは普段、人を分けて考えてしまいます。
国籍。
年齢。
仕事。
立場。
価値観。
「あの人は自分とは違う。」
そんなふうに境界線を引いてしまうことがあります。
もちろん、それぞれに個性があり、違いがあることは素晴らしいことです。
でも、その違いばかりに目を向けていると、本当に大切なことを忘れてしまうのではないでしょうか。
花火は、誰か一人のために打ち上がるものではありません。
夜空いっぱいに広がる光は、その場にいるすべての人へ平等に降り注ぎます。
空は、国境で区切られていません。
風も、光も、星も、誰かだけのものではありません。
私たちは同じ地球に生き、同じ空の下で呼吸をしています。
そのことを、ラスベガスの夜空が静かに教えてくれたような気がしました。
私はヒーリングやスピリチュアルカウンセリングを通して、多くの方のお話を伺っています。
人間関係に悩む方。
職場で孤独を感じている方。
家族との距離に苦しんでいる方。
皆さんのお話を聞いていると、「違い」が苦しみの原因になっていることが少なくありません。
「あの人は理解してくれない。」
「私は受け入れてもらえない。」
そんな思いが心を閉ざしてしまうことがあります。
でも、本当は誰もが幸せになりたいと思い、大切な人を守りたいと願い、安心して生きたいと願っています。
その根っこの願いは、きっと世界中の人が同じなのではないでしょうか。
量子力学では、すべてのものはエネルギーとして存在し、お互いに影響し合っているという考え方があります。
私たち一人ひとりも、それぞれ固有の波動を持ちながら、この大きな地球という場で響き合っています。
だからこそ、誰かを思いやる気持ちや感謝の心は、目には見えなくても周りへと広がっていくのだと私は感じています。
ラスベガスの花火を見ながら、私の心に浮かんだ言葉があります。
「人は違いを作る。でも空は、ひとつだった。」
もし今、誰かとの違いに心が疲れていたら。
孤独を感じていたら。
少しだけ空を見上げてみてください。
今日あなたが見上げる空は、世界中の誰かとも繋がっています。
私たちは思っている以上に、一人ではありません。
そして、同じ地球という大きな家族の一員として、今日も同じ空の下で生きています。
そのことを思い出したとき、心は少しだけ軽くなり、優しさという波紋が自分から周りへと広がっていくのかもしれません。